2018-04-09 第196回国会 参議院 決算委員会 第1号
○国務大臣(中川雅治君) 環境省では、これまで、不適正除染一一〇番を整備いたしまして、一般の方あるいは作業員からも不適正事案の通報をいただき、対応してまいりました。また、不適切な事案を受けまして、建設業界に対しまして企業統治の強化や法令遵守の徹底等を何度も要請をしております。
○国務大臣(中川雅治君) 環境省では、これまで、不適正除染一一〇番を整備いたしまして、一般の方あるいは作業員からも不適正事案の通報をいただき、対応してまいりました。また、不適切な事案を受けまして、建設業界に対しまして企業統治の強化や法令遵守の徹底等を何度も要請をしております。
このような事態を受けまして、不適正除染一一〇番を整備するとともに、各不適正事案に対して、事業者に対する追加の除染の指示、再発防止策の報告指示、施工管理体制の改善指示、現場監督員の増員による監督体制の強化などの措置を講じることで不適正除染の防止に努めてきたところでございます。
その資料によれば、そのプログラムの二〇一三年当時から昨年十二月末まで、不適正除染の通報は累計九十八件ありました。うち国直轄の分は四十件ありました。 これは事実の確認ですが、四十件のうち、通報どおりの事実として確認されたのは何件だったのでしょうか。
その中で、もちろん確認ができないものもございますけれども、全てその時点で三十八件についても確認を行っておりますので、その時点で不適正除染に相当する事実は確認できなかったということでございます。そういうことでございますので、新たな事実が出てこない限り再調査は必要ないというふうに考えております。
御質問ございました不適正除染一一〇番でございますけれども、これは平成二十五年一月から一般の方からの通報を受け付けてございますけれども、二十八年十二月末の時点で九十八件の通報があり、そのうち直轄関係は四十件ということでございます。 これはさまざまな内容の通報がございます。
詳細につきましては会議録に譲ることといたしますが、その主な質疑事項は、農地中間管理機構による農地集積の推進、我が国の農林水産物の輸出拡大に向けた取り組み、農政改革の方針、TPP交渉における重要五品目の取り扱い、犬、猫の殺処分数の減少に向けた取り組み、不適正除染の根絶のための措置等々であります。 以上、御報告申し上げます。
そういう御指摘も踏まえまして、三カ月に一度、不適正除染一一〇番を初めとする不適正除染に関する通報の概要と対応につきましては、情報を公開するということで取り組みを進めてきているところでございます。
田村市の事案につきましては、先生御指摘のとおり、通報者みずからがかかわった不適正除染の実態を申告するために、先ほど申し上げました不適正除染一一〇番に通報されたものでございます。
不適正除染に関する通報件数の推移を見ますと、直轄事業ということに関する通報は確かに減ってきておりますけれども、非直轄事業については相変わらず通報が続いている、こういう現状でありますので、しっかりと環境省としてもチェックをしていただきたい、監視をしていただきたいというふうに思っております。
今現在、判明している情報からは不適正除染というようなものに当たるものは出てきておりません。しかしながら、引き続きこういった適正化に向けての取組はしっかり進めてまいりたいと思いますし、また有識者からの適正化委員会というものにも逐次御相談をしております。こういうところとも連携をしてしっかり施行してまいりたいと考えているところであります。
○清水貴之君 続いて、不適正除染についてお聞きしたいと思います。 今年の初め、大きなニュースになりましたが、除染作業の言ってみれば手抜き問題ですね、除染で出てきた土や草木などを川に流したりしていたという実態があります。
私は、こういう大手ゼネコンの手抜きが、除染作業員の健康や安全を守る上で問題だというだけにとどまらないで、やっぱり不適正除染にかかわる重大な問題だと思うんです。 こういう実態の調査と改善を行うべきだと私は考えますが、放射線防護の立場から厚労省はどう考えるか、発注責任者の立場から環境大臣はどう考えるか、お聞きしたいと思います。
特に、さきの委員会でもありましたけれども、不適正除染とか、非常に大きな規模の予算を使うがゆえに行き届かなくなってしまうようなところもあるのかなと思いますので、しっかりと頑張っていただきたいと考えております。 続きまして、東日本大震災と原発による廃棄物処理についてお尋ねいたします。 この辺はもう何度もいろいろな委員会でお答えいただいていると思いますし、重複するところが多々あるかと思います。
報告書をつくったり再発防止策をつくったという程度でこの問題を終わらせてはならないと思いますし、なおかつ、この不正、不適正除染をされた業者といいますか事業者の方々、何重もの請負契約もあるのでありましょうが、昨年の秋から年末にかけて、一つは、政治的な解散・総選挙という動きがありました。前政権から今の政権に移る、こういう中での出来事であります。
○吉野委員長 次に、環境の基本施策に関する件、特に不適正除染問題等について調査を進めます。 この際、お諮りいたします。 本件調査のため、本日、政府参考人として厚生労働省労働基準局安全衛生部長宮野甚一君、環境省水・大気環境局長小林正明君の出席を求め、説明を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
それでは次に、不適正除染に関する点について質問をしていきたいと思います。 本委員会の閉会中審査に当たり、まずは事実関係、これをきちんと承知をしていく必要があると思いますので、環境省における調査の方法も含め、これまでの経緯を御説明を願いたい、そのことであります。